ポケモンGOのレイドバトルの個体値範囲
攻撃10～15、防御10～15、HP10～15の各6段階となっております．
そのため$6×6×6=216$通りがレイドで出る個体の場合の数となります．
100%個体値が出る確率は！？
先ほどの項で計算した通り、216通りの個体が存在するので，それらの個体がすべて等しい確率で出るとすると，
$\dfrac{1}{216}$となる．ただ，これはあくまで1回レイドバトルを行った場合の確率である．
これを入試問題風に応用すると，$n$回レイドバトルをおこなったとき，少なくとも1体以上100%個体値が出る確率を求めよう．
少なくともという言葉を見つけて、直接的に求めにくい（今回は文字$n$が存在する）場合，余事象を考えてみよう．
そのため，(少なくとも1回以上100%個体値が出る確率)=1（全事象）-(1度も100%個体値が出ない確率)で求めることができる．
1度も100%個体値が出ない確率は216通りから1通りを引けばよいので，$\dfrac{215}{216}$
よって，$n$回レイドバトルを行ったときに100%個体値が出る確率は
$1-(\dfrac{215}{216})^n$
となる．また，今回のディアルガレイドである場合，HP1かけ（HP14）の個体も実質的に100%と変わらない．そのため，$n$回レイドバトルを行った場合，ディアルガレイドで個体値100%が手に入る場合，
$1-(\dfrac{214}{216})^n$
となる．ということでぜひ、自分がある回数のレイドバトルを行ったときに個体値100%が出る確率を求めてみよう!
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